心身リセット 古戸部温泉

日曜日で完全休業
電話も通じないテレビも受信できないほどの山の中の秘湯
あまり宣伝して荒らされたくないと思えるものすごく強い温泉
源泉かけ流しで首まで浸からないで半身浴がいいという触書も添えられているほどに
泉質が強い
ここに来ると自分にとって本当に必要なものを再確認できる
情報から隔離されて無になれる空間
無を知ればすべてがありがたく思える
仕事に追われ情報に追われ何でも叶う時代に自分の我儘を寄せ付けない魅力は素晴らしい
源泉があふれ出して流れる木の床に寝そべって湯を楽しむトド寝が有名な温泉で
それくらいリラックスできる場所なのだ
何も考えず無に成れる
無になるために座禅を組んだり迷走したり人は無を求めてきた
それは絵画のにおけるバックの白とも思える
バックがあるから色が際立ち鮮やかさが増す
今日はこれからの自分と取って何が大切なのかをゆっくり考える時間が持てた
変えるにふと古いものを見たくなって碇ヶ関の関所資料館に立ち寄る
国道から奥に引っ込んだ場所にひっそりと構える建物
無料で開放していた
100年前まで第二次世界大戦
200年前までこうして関所があるちょんまげ時代
今生きていないければ味わえない今の時代
今生きていることに感謝できる
あと100年もしたら環境破壊で今のようには暮らせないだろう
今という空間は二度とないという事だ
一瞬一瞬を楽しめれば苦など無意味に思える
何故苦と思うのか
苦労という文字がある
労を楽しめばいい
苦からは何も生まれてこない
転んだら起き上がればいい
怪我しないくて言い転び方をしたと思えばいい
怪我したら死ななくて良かったと思えばいい
裏切られたら裏切らない人の好さが倍増すると思えばいい
それは不平不満の裏には自分が変わればすべてが感謝に思えるという事かもしれない
こんなことを思える日曜日にした