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葬式 去る命と産まれてくる命

義理の弟である住職を迎えに行って控室で雑談をする
仏様を出したことがお宅はお寺の選択をするときに自分の先代が入っているお寺を選ぶことが多い
我が家が属する禅宗はお寺の加盟料のほかに位牌堂も準備することになり相当な高額になる
お寺の維持には不可欠なのだろうが宗派によって受け入れ方が違う事が気にかかっていた
義弟の真宗大谷派では位牌堂も必要なく加盟料もほぼない
個人の先祖は日蓮宗なのだが本家と相談して真宗大谷派にお願いすることにした
葬儀を滞りなく済ませ電話連絡が入る
娘の千都の赤ちゃんが産まれた
男の子
運命的な葬儀の日の出生
娘の病院に向かったが分娩室からなかなか出てこなくて葬儀の後始末へと向かう
田舎では葬儀にかかわって飲食をすると祝い事に向かってはいけないという風な風習が根強い
そのことも義弟と話していて住職は別に気にしなくていいと思うと話している
数々の迷信も根拠はあるのだろうが今の時代には煩わしいことが沢山ある
お釈迦様はそんな儀式めいたことは伝えなかったはずだ
人の苦しみを和らげてやるための葬儀であり説法であるはずが
規制ばかりが残っていく
葬儀の取りまとめを初めてから一週間
次回の法事や忌明けまで決めて最後に仏様に手を合わせる
命の恩人である彼にできることはすべてやらせてもらって自分の中で気持ちの整理がついた
これも全て自分磨きなのだろう
人に尽くすことが最大の自分磨きに思えてくる
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Author:救世主釈迦
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