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長峰新梢摘み

今年の人工交配用の花粉を見て感じる事があった
購入した今年の王林の花粉の量が少ない
昨年の干ばつの影響で予想はしていたが出来上がった花芽が貧弱だったのだろう
加えて開花中も低温で推移したのでカラ松は十分考えられた
新梢を摘みながらいつもどんな花芽の中心花が立派に果実をつけるのかを見ている
やっぱり一番化の独立した株には立派な実がついている
カラ松が出ている株はやっぱり弱い株
明らかに貯蔵養分の差が見て取れる
カラ松の原因を開花から何が悪かったかと考えるのは幼稚すぎる
風が強かったとか雨が多かったとかマメコバチが飛ばなかったからとか
全てを何かのせいにして胸をなでおろすようではいいりんごは出来てこないだろう
昨年の花芽の出来が今年のカラマツを予想させていた
弱い花芽にどうして大きな果実が実るだろうか
今年の開花量は多かった
それもそのはず樹体が旱魃で弱れば子孫を残そうとして花芽は多くなるはずだ
だが樹体が弱っていた分花芽は弱かったという事だ
フラン病の多発もうなずける
冬場の温度が髙くて一月から木は水を吸い上げていた
そのまま雪も少なく推移して病気の進行が早まった
樹体が弱っていたことも影響を与えている
りんごの木は言葉を話さない分何かでサインを出している
栽培者はそのわずかなサインを見落とさないようにしていかないと痛い目に合うという事だ
常に観察
感覚を研ぎ澄ませていないとつい見落としてしまう
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