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りんごの日焼けは人災

家の上ふじ葉摘み
今年の夏場異常な暑さが続いてりんごの日焼けが大きな話題になった
樹勢の弱いものは別として回避できる問題ではないだろうか
株の葉が立派な果実はほとんどヤケが見られない
仕上げ摘果時に横向きのりんごは焼ける
これは初めからならせる場所が悪い
成ってぷらんと下がる本来の場所はほとんどヤケは見られない
徒長枝も同様に今まで切らないで置くと日焼けはほぼ見られない
こうして考えると徒長枝は水揚げポンプの役目もあるようだ
以前から感じていた地下部のことは地上部と連結していて
真っすぐ伸びる徒長枝は根が真下に伸びていくように思える
そして撓んだり横に伸びる枝は毛根に結びついているような気がする
地上部と地下部決して別々の動きをするわけではないと思う
りんごの木はねじれて生育していくため左側の根が左側の根に直結してわけではなく
違う方向へとつながっている
しいて言えば真反対に伸びてくような気がする
大きなマルバの古木が片枝でずっと樹勢を保ちひっくり返らないのは真逆方向に根が伸びているからだ
これは重機で掘ってみればよくわかる
何処にそんな頭脳があるのだろう
己の生命を守るために本能でバランスをとっているのだろう
だとしたら根は地上部に延ばさなければバランスが取れないから徒長枝を伸ばしているのではないか
旱魃を予知して真っすぐ伸ばして水を吸い上げてきたのではないか
我が家に勉強に来る若い奴らや視察の人たちによく話すのは
徒長枝も草も全て意味があって木を守っている
それを人が邪魔するなという事
従来の指導のように綺麗に徒長枝を整理し、水分の競合を防ごうと草刈りを推奨するのは
真逆な結果を生む
釈迦のりんご園の要は人側から見た栽培ではない
自分がりんごだったらどうしてほしいか
いつも視点はそこにある
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