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長峰サンふじ玉回し終了

朝から合羽を着ての作業となる
たらたら降る雨も今日は心地よい
今年の朝晩の寒さはぐんと仕上がりを良くしている
玉回しをしていてもほぼ着色が済んでいる
葉取らずふじもとてもいい仕上がりで徒長枝を一切切らずに伸び放題伸ばしている
これが余剰窒素の吸い上げを手伝ってか着色がいい
そして内枝のりんごを見ていると不思議な現象が見受けられた
内枝の下がり枝はほとんど光が当たっていないのに
りんごのつる元の葉が黄色くなって落ちてきている
自らが着色を早めようとしているように見受けられる
そうなってほしいと思っていたことを木が自然とやっている
自然界から考えるとりんごは種の保存の意味から種を遠くに運んでほしくて目立つように赤く熟して
鳥に食べてもらおうとしているように思える
鳥はその果実をついばみ遠くまで飛んで行って糞を落とす
そしてそこには新しい命が生まれていく
壮大な自然の営み
自分が徒長枝を切らせなくなった理由は多岐にわたる
徒長枝の伸びに伴う新根の促進
地下部にあった地上部のバランスを保つための効果
余剰養分の吸収
夏場の紫外線回避
樹勢のバロメーター
徒長枝に養分を吸い上げてもらい栄養成長から早期に生殖成長へと転換を図る
徒長枝を切らないことで早く新梢が止まり新梢につく病害虫を防げる
切った木より着色が早い
一切無駄な動きはしていないように思える
徒長枝が繁茂している下枝はちゃんと着色している
これがバランスというものなのだろう
収穫まじかになってマルバ台の中心部に光を当てるために主幹から2メートルの範囲で
徒長枝を整理していく
この時期になると反動もなく収まってくれる
この切断のタイミングを誤ると二次伸長が出てきたり柔らかい枝が発生して病害虫が増える
全ては山に生える木から学んだことだ
栽培という名のもとに木の生理を壊しているのかもしれない
作業性は重視せざるをえないが徒長枝が繁茂するという事は根にあった枝量がないという事だ
そうなると着色が悪くなるので窒素を減らす方法を取っていく
化学成分の窒素の必要性はないが微生物の餌としての有機物からくる窒素は大いに必要だ
微生物の死骸が分解されアミノ酸を生成する
その窒素が植物にはコクを生み出す重要なキーポイントになっているようだ
堆肥を入れると美味しくできるという事はそんな自然界のサイクルが生み出している
なかなか解明されていかないこの分野は頭の変な奴がこだわる世界ではない
美味しいものを生み出すためのアイテムとして有機物の重要性は高いのだ
有機栽培を固定観念で決めつけるのが愚の骨頂
様々な視点からアプローチできるはずだ
山が教えてくれる世界感
もっともっと奥が深いはずだ

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