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61回目の誕生日

60年も生きながらえさせてもらった
今まで何をどうして生きてきたのだろうか
就農してから目標だった青森県のトップの座
りんご王国そこでトップに立てることがゴールだと思っていた
だが何度上り詰めようが経営には反映されていかない
会社の設立と同時に門をたたいた首都圏への販売
ずっとネット販売を手掛けてきて生産者側の利益が少ないのは消費者売価のせいではない事はわかっていた
あまりにも多すぎる中間取引業者の数
労せずして利益を得る層が増えてきただけの事だった
その中間業の利益を生産者と消費者が負担している構図だった
生協の誕生から始まって安く食べてもらう方法が試みられたが果たしてどうだろうか
農業に携わらない担当者が職務として集出荷を担当し従業員として働く者が販売担当をつかさどる関係
現場のことなどわかるはずもなく暦上の販売時期を決める
りんごばかりではない
自然環境下では生育が早い年も遅い年もある
それであっても同じ収穫時期を望む
当然過熟なものが出荷されたり未熟なものが出荷されて行って当然の不具合な結果を生む
早ければ高値が付くとして生まれてくる未熟な果実の出荷
今度は生産者までが巻き込まれてまずい状態のりんごを出荷する
それは目先の金欲しさに消費者離れを起こして二の前を踏むことになる
食は必ず美味しいものへ転換するはずと40年の歳月を費やして土を研究してきた
最高品質と最高の味を求めての旅
その間大暴落や自然災害は幾度も襲ってきた
生活費も滞る中での多額の投資
人が廃車にした車を車検を取り直して利用したり人からもらったりと食いつないだ
だが目指した人を満足させる品質のための投資は続いた
家が二件立つほどに土に貯金してきた
ふと振りかえれば我が道を進んだ40年が足跡として残っている
決してぶれない道が真っすぐについてきたはず
売り歩く販売なら作る必要はない
それは販売のプロがやってきたこと
畑から足を離したらそれが生産者失格だ
父も祖父もその言葉を口にした
足元を固めて城を築いて一気に攻め込む支度は常に整えておかないと
いざ攻めようとしても何もできない
その節目が60歳の目標だった
攻めはここから始まる
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