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かげのふじ剪定

気合十分で剪定を楽しむ
昨年あまりの積雪量の少なさに干ばつ対策として徒長枝を多用した
けん制枝として置いた枝も先端の花芽の付きが素晴らしい
木が木をけん制して早く花芽をつけようとしている
剪定によって形を整えようとするあまりすべての枝を綺麗に切るとまた吹きかえす
無剪定から学んだことはやはり剪定の基本なのかもしれない
骨格は大胆に枝先は繊細にといつも心掛けている
主枝の背中に立った徒長枝はその木のバロメーターとして大きな役目をはたしている
伸びのいいものは2メートルにも達する勢いで伸びている
まだその木の枝量が足りないというバロメーター
一昨年熊本へ行ったときに熊本城を見学した
そこで見た石垣の上の木の根を見て根に対する概念が変わった
木は枝先が伸びているところまで根があるといつも思ってきたし習ってきた
だが石垣の上に生えてある大木は石垣の隙間をはい回り総延長30メートルにも及ぶ長さで土のある場所まで
養分を求めるために伸びていた
目からうろこの事実にそこからしばらく動けなかった
根はここまで旅をする
だれが教えたわけでもなしに伸びていく
多分畑に植えたりんごの木も縦横無尽に根を張らせているはずだ
最大旱魃時に地下水の行方を知りたくてユンボで穴を掘ってみた
すると2メートルを超えたあたりで横から地下水が噴き出した
滾々と湧き出る地下水に感動した
表面から10センチは乾燥していたがそこから下は湿っていてもっと地下部はしっとりとしていた
地下水とは恐るべしの動きをしていた
水を求めて毛根が張り巡らされる様は実際に見ないと信じられない様相を呈していた
我々はまだまだ知らないことが多い
今までの常識は耳学問
地下ではすごい世界があるような気がする
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Author:救世主釈迦
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