かげの新梢摘み

急遽欠員が出来て船で釣りが出来ることになって興奮気味で新梢摘み
ただ今日は風が強くて明日船が出るかどうか心配だ
今日は風で欠航らしい
昨年今までで最高の器量を見せたこのかげのりんごたち
疲れが出るかなと思ったが樹体の余力は十分だった
剪定をしていても枝が柔らかくて花芽が充実していた
今年も行けるぞという気にさせて状態だ
風さえ吹かなければここは見事なりんごが出来るはずだ
今の時期の花の弦の長さが勝負を分ける
狙った大きな充実した花は確実に弦の長い花を咲かせてくれた
後はオートマチックで秋まで行けるはず
今年も霜は県内各地のみならず全国的に災害規模の被害を見せている
普段は作業上苦労の多い北斜面の段々畑
霜などあったのかと言うくらいに無傷で超えてくれた
丈夫な花芽地温を上げてくれる地面の微生物
春の堆肥樹体の余力
すべてのものが霜を防いでくれる
花の糖度が一度高ければ外気温１，５度低くても凍結から守れるという
その花の糖度は葉が稼ぎ出す糖分の余力がもたらすもの
釈迦農法が目指してきた丈夫な花芽作りの肝になる部分
そのための剪定管理方法であり
舟形の葉だ
新梢を早く止めて生殖成長に持ち込むための徒長枝を切らない方法や
葉を多くつける方法
収穫まで葉が糖分を供給出来る体制
すべてがこの花芽作りに通じる
木が気持ち良さそうに笑っている