グロースガンの効果

家の上王林摘果
今年の王林はすこぶる成績がいい
長い弦と面長の果形
こなれた枝の立派な株のりんごたちだ
受粉のせいもあるだろうが株の成熟度が完成された果形の結びつく
日当たりも同様に条件に入っていく
今年の王林は春から葉のい色がよかった
貯蔵養分の関係か昨年とは全く違う
そして今年顕著に表れたのが凍害からの腐乱病
新梢摘みで園地を一回りしたら凍害からの腐乱病が多く見受けられた
一月の時点での暖かさによる水の吸い上げ
それはのこに渋がつくという形で現れた
いつもなら２月温暖な気候が続けば現れる現象なのに今年はやたらと早かった
その後猛烈な寒波の襲来
この凍害を心配していた
当時の日記にもその事を書き記してある
春に昨年植えつけた苗木の周りにグロースガンで圧搾空気を打ち込んだ
その後の前と相まって苗木の生育がぐんと進んだ
草刈りをしにいって確認してみると生き生きとして成長していた
人に出来ることは植物を操ることではなく手助けをしてやることだと思っている
操るという身勝手な傲慢な手法が植物にストレスを生ませやがては反旗を翻す
自然と共存するようにいくことが大事に思える
重機で地面を動かせば生育は必ず悪くなる
自然が生み出した地面の凹凸はそれなりの理由があっての事なのだ
見た目の水平さを意識して平らにすれば今年のように霜の被害が待っている
よく地球はそのものが生き物だとするガイア説がある
環境破壊が進めば地球の浄化作用が始まり文明を滅ぼし緑を再生するという
訓練のために実弾や爆弾を打ち込む山はどんな想いをしているだろうか
原爆の実験と称して海や陸に試験をする事が果たしていいのか
戦争をしなければ世界中で１０００兆円軍事費がかからなくなる
金の使い方を間違っている
アフリカの子供たちの教育も生活水準も高めることが出来る
発展途上国にミサイルではなく金を打ち込めばいいと思う
きれい事笑うもいいが暴力からは暴力しか生まれない
人を助ける事を生きる使命と思えば戦争なんてなくてすむものだ
隣国で争うのならば国境をなくせばいい
通過も同じにすればいい
言葉も同じに出来ないならば世界共通の手話を作ればいい
日本のように小さな島国で巨大地震や原発事故が起きて住めなくなれば一体だれが救ってくれる
日本ですら戦争をしないと言いながら国防費に５兆円超す予算をかけている
その予算を老後はすべてただで暮らせる国作りに向けていけば少子化もすべて解決出来る