家族だけの仕上げ摘果作業

今日は日曜日で家族以外の社員はお休み
朝、薪ストーブを片付ける
この冬ありがとうさん
寒い中での剪定を終えて夕食後遠赤外線のストーブの暖かさは身体の芯まで温めてくれる
そのままごろ寝をする気持ち様さは石油ストーブやエアコンではありあえない位に気持ちがいい
ぐんぐん熱が身体の中に染みこんでいく感触がたまらない
夕方から雨の予報で干ばつが少しでも和らげばと祈るような気持ちだ
テレビでは熱海の土石流を伝えている
不明者も多数いるようで見つかってくれるだけでもありがたいと思える
朝一静岡に住む友達に電話をした
雨大丈夫だが
そんなにふったんだが
うだでぐ
海のそばだがらけねけね
いがったあ
３５年もこちらを離れてなかなか会えない友達だが
気を遣って標準語の津軽弁で話してくれる
俺も少しいい言葉で話すが疲れて持たない
先日の日記に書いたばかりのことが現実に土石流が起こってしまった
なるべくして起こってしまった災害だが
谷の埋め立て住宅は今後ますますこんな事態になりえるだろう
昔からの固い地盤のある場所を求めてすんで欲しいものだ
観測史上初めてというもつい最近のデータしかないことを知って欲しい
古いことは寺に残る古文書が残っていればいい方で後は地名や石碑に災害の記録が残されている
コンクリート万能神話は自然の驚異の中では木の葉の様にもろい
作業をしながら雨が降った場合の自宅上の園地からの雨水について再度考えて見る
公道基準で作った分厚いコンクリート舗装の作業道
集中豪雨時にも耐えうる大きさの側溝
普段は必要のない装備だがいざというときのことを考えての投資だ
傾斜があるために大雨の時の側溝の雨水のスピードは簡単に足をすくわれる
それを超えればコンクリートの上を流れるように設計してもらった
これは４０年前からのいつかはやりたかった構想だ
地形改良をした畑を持つと言うことはその排水対策まで考えないといけない
平場は平場でお雨が来れば冠水の憂き目にあう
雨も風も霜もすべて防げる園地はりんご王国青森とてほんの一握りだろう
ＩＴの前にやるべき事は山ほどあるのだが頭でっかちの農政には自動化ドローン省力化くらいしか浮かばないらしい
現場を知らない机上理論は糞にもならない