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久渡寺秘仏御開帳、高岡の森 弘前藩歴史館

コロナワクチン2回目接種の後熱が出るという人が多いので仕事は休みにした
休んではみたが熱も出ないし少しおでかけ

久渡寺秘仏御開帳へ
33年ぶりのご本尊御開帳
興味津々で中に入れてもらうと丁寧に祈祷までしてもらった
ご本尊の御開帳は33年前に行われず66年ぶりでの御開帳となったなったそうだ
この寺に来る前には大鰐にあったという
檀家を持たない寺ゆえに国守り寺として津軽の殿様が支えていたという事
もっとも見たかったのが弘法大使由来の直筆曼荼羅
釈迦のりんご園の栽培法がこの曼荼羅図に結び付いたという偶然
すべてのものが円の中で絡み合い結び付いていて初めて成就すること
そしてその形は不変のものではなく明日は形もなくなるほどに繊細なものであること
自然界で作物を作る以上同じものは存在しない
釈迦の農法がたどり着いた先が曼荼羅のように蜘蛛の巣のように絡みついた世界だった
数千年前にたどり着いたこの世界感に浸る
中には四国の霊場の土袋がありすべての霊場から土を集め個別に寺ごとの袋に詰め
一歩一歩寺が書かれた土を踏み最後は高野山へたどり着いた
弘法大使の足跡の素晴らしさが垣間見られた
必ず行きたい地へと胸が躍る
寺を出てから以前から見たかった高岡の森 弘前藩歴史館へ
鎧や刀の宝物館
妖艶な輝きを醸し出す刀
波打つ波紋
戦に使われたものはほとんど刃こぼれがあるがさすがに殿様の刀には傷一つない見事な保存状態
日本の刀は世界での有数の完成度を誇る
撓りや切れどれをとっても世界中の方の中で群を向く性能なのだそうだ
発射したピストルの弾でさえ半分に切断する能力には感動を覚える
刀の細工も晴らしい
江戸中期になると戦の刀より見せる刀に代わっていく
その装飾たるや螺鈿や金細工、漆、素晴らしい出来だ
展示場内の撮影を許可されてすべて写真に収めてきた
家に帰ってみてみたが実物の感動は写真からは伝わってこない
ここもまたぜひ行きたい場所になった
津軽信政公だけが神社にまつられ宝物とともにここに安置されている
代々続く夏珪でも同様に何もできずに終わる人
後世に何かを残す人
何かを成しえることは家臣は大変だったと思うがその家臣まで名を残す
今の時代後世に何を残せるのかな
メモリーカードやITが残すバーチャルも未来なのだろが
形に残すことも大事ではないだろうか
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