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ほのか葉摘み

かげのほのか葉摘み
マルバ台木の最盛期を迎えているかげの畑
どんどん先端へと伸ばしていくうちに根とのバランスが取れて
ごつい花芽が載ってくる
2本主枝にして亜主枝で構成していくと一定の空間に収められるが
その木が持つ潜在能力を最大限に発揮するにはどうしても割りが邪魔をする
自分の持論は骨格は最初から作らず空間を最大限に利用するという事になる
平地ならば教科書道理にという事もいいのだが段々畑には段差を利用すれば木の深みを
作り出すことができる
簾のような下り枝をふんだんに作り出すことができる
それは風に強い作り方であり年数を稼ぎ出すやり方でもある
長い年月をかけて作り上げた枝は彫りの深い面長なりんごを生み出してくれる
高枝の新しい枝にはできない芸当なのだ
下り枝を長い間使うという事は土に余力がないと実現できず
絶えず土づくりも必要になる
構想が形になってきて目指した農法に光が見えてくる
すべては曼荼羅の世界
すべての技術知識が結び付かないとそこには到達できない
たった一つ言えることは近道はないという事だ
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Author:救世主釈迦
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