シナノゴールドマルバ園地収穫終了柳沢ゴールド終了

いよいよ
エンドレスの収穫が始まった
10月後半はずっと鬼門だった
年間の疲れがピークに達して疲れから風邪をひいたりけがをしたりで
数年間は点滴をしながら収穫作業が続いていた
弱い体に喝はいれども体がいう事を聞かず布団の上で涙したことを思い出す
収穫作業が終われば発送パソコン業務と会社になる前は夜中の3時をいつも回っていて
パソコンルームで朝を迎えることもたびたびで精神力だけが頼みの綱だった
収穫がすべて終わるまでは何が何でもやり通さなくてはいけない
そして品評会の出品りんご選びと負けられない意地で過ごす11月を味わってきた
11月に会議があって飲み会になっても酒に酔えるわけもなく焼酎のストレートをあおっていたころが懐かしい
精神力とは肉体を凌駕するといっても過言ではない
何もそこまで追い込まなくてもというのが普通なのだが自分が生まれてきた宿命なのだろうか
ぶっ倒れるまでやり遂げたいという思いのほうが強く働く
夕食はどんぶりにおかずを上げて体が温まるまで風呂場で過ごしていた
今同じようにやれているかというとそこまで自分を追い込めないでいる
それが老化というものなのだろうか
息子がその役目を担ってきて体を横にする時間ができてきたのだろうか
いつになれば結果が出てくるのだろうと思っていた
今を満足しているわけではないが
周りにいる人間像が随分と変わってきた
自分もまた変わってきたのだろうか
平静な心の状態の自分がいれば次の日は仁王像のような鬼が宿ったり
人間的には未熟そのものなのだ
毎日日記を綴ることで怒りを鎮めて
どれだけ日記に助けられているか知れない
何かに不満を覚えたら自分が変わればいい