令和３年度収穫終了

今日で終われるかもしれない
ただ黙々と作業をする
今日も瑞恵ちゃんがきてくれて３時過ぎにもぎおわる
２時半頃スマホの警報が鳴った
あと一時間すると５０ミリの雨が降る予報
降る前にどうにか逃げ切りたいとみんな収穫を成し遂げてくれた
終わった同時に身体から抜けてしまう力
精神力でもっていただけの身体に今日は午前午後とドリンク剤で対処
まるでアスリートが自分を追い込むかのような精神状態なのだろう
後悔はしたくない
あのときやっておけばはいらない
急に死んでもやってきた後に道が出来てればいいなと思う
収穫に入ってから体重が３キロ減った
肉体的にはそれくらいハードだ
土日祭日休みなしでそんな仕事が楽しいかと異業者の人に言われる
返す言葉は土日祝日休んで楽しいかと聞き返している
休みたくなる仕事は本来の天職じゃないんじゃないかな
生き物を育てると言うことはそういうことなんだ
生き物に休日はない
毎日変化し毎日表情を変えていく
紛れもなくこの仕事が好きなんだ
自分を最大限に表現出来る仕事ってそうそうあるあるものではないはず
継続もしかり諦めない事が最後には大きな財産になる
今に日記を打ち込みながら両手が小刻みに震えている
腕の筋肉はとうに疲労を超えている
８キロの収穫かごの運搬は６万回の上げ下ろし
筋肉はパンパン
まもなく６２才を迎えようとする今の身体が一番動ける
精神は肉体を凌駕するのかもな