シナノゴールド新梢摘み

昨日の夜景を見る会の二日酔いだが早く寝た事もあって4時半に目が覚めた
身体から毒素を抜きたくて5時からやっている温泉　福屋　へ向かう
一時間かけてゆっくり汗を流す
朝のサウナは気持ちがいい
雨が降っていないので新梢の実が堅くて指が痛い
たこになるまでまだまだだな
やがて痛みがなくなってたこができる頃になると指が変形してくる
それがまた職人の手になれた気がして嬉しい瞬間だ
よっぽど職人に憧れているみたいだ
いつだったか藍染めの職人を見たことがある
手袋を履くと藍染めの温度と濃さが手に伝わらないから素手でやるのだという
もちろん色が落ちないほどに手が藍色に染まっていて気になって見ていた
そこに若い人が現れてゴム手袋をつけて同じ作業をしていた
確かに微妙な絞りなど素手には勝てないだろう
名人と呼ばれたその老人が素手で人前に出せないくらいの染まった手が自慢だと話していた
職種によってプロの手は違う
俺はたこがいっぱい出来た厚い手に憧れている
いつかはそうなれると毎日素手で作業を行う
堅い実をちぎるために中指の皮膚は痛みを感じなくなってきている
この手をほこりに思えるようになればもう一段進歩出来るだろう