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トキのわいか仕上げ摘果

なぜこのりんごを作るのだろうか
生産者は決して満足のいく手応えは感じていないだろう
果実の形の悪さ
上実率の低さ
生産性の低さ
生産者泣かせの品種なのだ
ただ独特な香りの良さとさわやかな濃い味
それが救いになって栽培されていく
いずれ淘汰されていく品種になるだろう
今のところ生育は順調なのだが最近の気候は先が楽観できない
迷走台風やゲリラ豪雨、雹、強い紫外線
仕上げ摘果をしていくと果実の側面が黒く焦げているやけが結構見受けられる
南側の太陽が高い位置になる時間帯にやけている
雨雲が晴れてチリが一掃されると露出している腕などが痛いと感じるほどに紫外線が強い
もろに日焼けを起こし肌で感じる温度は異常なほどに高い
今年は晴れていればほぼほぼサングラスを使っている
従業員も自然的にサングラスを使うようになって来ている
この日焼け防止に何か他に手立てはあるのだろうか
支柱入れをして太陽の入射角度が変わればそれでも又やけが起こる
外気温が落ち着くまで徒長枝を取るな
今までずっと言ってきた
今がまさに日焼けを防止できている
りんごの生産指導は相変わらず徒長枝の整理を語る
実情に合わない指導
早い時期から徒長枝を取るとそこから若い枝が又吹き出す
その若い枝に病害虫が急激に発生する
秋まで徒長枝を取らなくなってから新梢の止まりはとても早くなった
干魃にも強くなった
指導機関も古い指導要項を当てにしていないで気候変動にあった指導をして欲しい
いつも終わってから結果論だけが歩き出す
今年は雨が多かったため
日照りが多かったため
気温が低かったため
いつも不作の言い逃れ
現場は言い逃れではなく対処を求めている
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Author:救世主釈迦
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