ほのか葉摘み 灌注

スプレーヤーの給水が出来なくなって吸管の穴を疑ってホースを取りかける
案の定交換するとぐんぐん吸い上げる
全体に高温障害がみられて灌注も併用した
作業をしながら友人の死を考えてしまう
60才　思えば人生の絶頂期に思える
それからまもなく死を迎えるという残酷な運命
釈迦の迷った生老病死
受け入れる事しか出来ない事実なのだがさぞ心残りだったろうと思う
二人とも急がしけど時間作ってゆっくり飲もうと話していた顔が思い浮かぶ
一緒にあっちにいこうと誘っているのかもしれないが鈍感な自分にはまだ使命があるのかもしれない
ふと気がつけば涙があふれてくる
悲しい悔しいやるせない
病魔に開放されて旅だったと思うことにしているがただただ涙はこぼれてしまう