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枝の性質

数年前からハサミの入れ方や緩急をつけた剪定でりんごの木が随分落ち着いてきた
結果的にりんごの品質は格段に上ってきた
枝の持つ性質は一本たりとも同じものは無くその性質を見極めるのが剪定だと思う
梯子にあがって目の前で枝を観察すると太い根に直結するものと
毛根に繋がっている枝がその特徴を見せている
形の剪定と質の剪定があるようにその違いを見極めないと何年剪定しても大きな花芽は付かないだろう
下り枝の先端に大きな花芽が付くという事実が釈迦農法の真髄なのだが
通常下り枝は細く弱くなる
その下り枝を太く短く止める技術がずっと求めてきた事だ
そのためにはいらない枝も邪魔な枝も活用する
牽制のために無剪定にする事もある
全てが根と地上部のバランスを取るためだ
剪定の誤りから端を発して数年後に鋸で大きな枝を落とす羽目になる
いかに鋏が大事かが問われる
直射日光のあまり当たらない下枝を充実させる技術は人の下積みがいかに大切なのかと結びつく
りんごの剪定は新しい枝を使う他の果樹とは全く違う
かつてこの剪定を追い求めて切磋琢磨してきた
だが近年は簡単な剪定や管理の楽な方へと逃げていく
それは高品質と反比例するのだ
技術を追い求める探究心の強さがりんご王国を築いてきたのだが
寂しいかぎりだ
大地に根付いたものこそが不動の地位を確立すると思う
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