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苗木植え付け終了からの雪

ハイブリット苗木植え付け
40年の年月を経てまたはやりだした
歴史は繰り返すというが実に面白い現象だ
試験場時代りんごの木をワイカさせようとして弱いワイカの台木が求められた
それが既成園地改植すると樹勢が落ち込んで強い台木に目線が変わっていった
そのあと強くするために台木の長さを短くする時代が続いた
だがワイカしない欠点が見受けられてまた振出しに戻った
細型紡錘形がはやり樹高は作業台車の普及も相まっていくらでも高くなった
高さを求めるのと反比例して低く横に延ばす樹形も袂を分けた
その時代時代で変わりゆく樹形
超密植がはやる一方で丈夫なワイカの低樹高を目指してインターストック(ハイブリット)がもてはやされてきている
だが一貫して変わらないのはマルバであれワイカであれTR率との掛け合いは変わらないという事だ
詰めも流しも最後は同じ樹形に落ち着いていくののに流派を争い派閥ができたことは悲しい
樹形なんて地域性があってしかるべくだ
求めるものは出来上がったりんご
不毛の争いが繰り返される中で県外では作業効率や地域性を重んじて開発を急いできた
自分も時代の流れに流されて随分と翻弄された
多収穫を求めて反当収量500箱を実現したがすべてが上実とはいかず50箱は加工となった
その時代みんなが反当収量を上げようと躍起となって競い合った
おかげで県全体の収穫量が増えすぎて今度は豊作貧乏の大暴落の憂き目にあった
古老曰く毎年7割の力で毎年同じりんごを取れれば一人前だ
花芽がいいなり年には誰でも収量を多く取れる
だがそれを3年続けると隔年結果というりんごが成らない年が出来てくる
常に余裕をもっていいりんごでも落とせる勇気持てと教えられてきた自分
そろえすぎる事への警告だったのだ
青森県で最多の農林水産大臣賞受賞はこうした古老たちの教えが息づいている
60ヘクタールあった村の水田はことごとくりんごが植栽され今や6ヘクタールの水田しかない
いかにりんごに特化した村かがわかる
木を植え何年も成らないのに金を投下する
4年も5年もひたすら管理作業を耐え続けるリンゴ栽培
野菜やコメ農家は一年で結果が出るからリンゴ農家の耐える気持ちがわからないという
なんでこれに魅力を感じるのだろう
難しいからなのか
もし俺はりんごをやめたら他の作物を作るだろうか
いやできないかもしれない
午前中にやっと出来上がって午後から倉庫で選果箱詰め発送作業
外は雪が降りしきる
もう12月も一週間過ぎたもんな
サンタの季節は雪だよな



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